氷食症

 

この間会社の人と氷食症の話になった。

 

○○さんってよく氷食べてますよね〜って他人がしていた何気ない会話からぐわぁーっと昔のこと思い出した。

その○○さんは貧血のせいで氷食べすぎてしまうみたいで、ちょっと共感することがあった。

 

私が高校生のときだったかな、きっかけはわからないんだけど、氷をバリバリ噛んで食べるのにハマりだした。気づいたときには水筒に氷だけ入れて20個くらいの氷食べるのをやめられなくなっていた。

なめるんじゃなくて、とにかく噛んでしまう。口の中がひんやりして気持ちよかった。

 

今思うとめちゃくちゃ異常じゃんって思うけど、当時は深く考えたことなかったんだよね。

 

とある日、全く別の要因で体調悪かった日に内科に行ったんだけど、採血して、先生から「貧血です。鉄欠乏性貧血っていう症状。」と告げられる。

貧血?何だそれという感じだったんだけど、病院で処方された薬(鉄剤)を飲むようになったら、いつの間にか氷を食べなくなっていた。

もうそれから何年も経つ。

 

氷を食べすぎてしまうのは氷食症と言って、多くの場合が貧血が原因である。貧血の原因は食生活とか生理が多いんだけど、食生活は悪くないはずだし、そうなると原因は生理なの…?とは思ったけどいまいちピンとこない。ただ、気をつけていないと貧血になってしまう体質なんだということはわかった。

今も鉄分が不足しないように心がけていて、健康診断の結果も毎年貧血の問題はなくなっている。

 

○○さんも貧血が治るといいんだけどな…。

今は一切氷食べたくならないし、またある日氷食べすぎてしまうようになったら、あ!貧血だ!鉄分鉄分!と自分の身体の状態を確認する指標になりそうだなって思ったりもした。

 

今後も貧血にならないよう食生活に気をつけて健康でいたいな〜って思う。

身近に氷食べすぎてしまう人がいたら、病気かもしれないよ!と言ってあげるのも優しさかもしれない。

 

そんな実体験振り返り記事でした。

 

 

記録

新しくブログを開設してみた。

 

約10年くらい前からアメーバブログをやっていて、書いてた時期があったり書くのやめたり色々だったけど、今もっとオシャレなブログサイトもたくさんあるから一新してみた。

 

昔高校生の頃に書いてたブログとか軒並み消してしまって、今となっては残しておけばよかったなってちょっと思うことがある。

あのときの私はどんなことしてたのかな、どんな感情だったのかな、何が楽しくて何が嫌いで、誰のことが好きだったのかな。

 

忘れちゃうことたくさんあるから、残ってたらよかったのにって思った。

 

10代の頃の私は近い将来しか見えていないし、狭いコミュニティの中でしか生きてこなかったし、日本はとっても広い、ましてや世界なんてめちゃくちゃ広いのに、簡単に見渡せる範囲の視野しかなかったなって思う。

 

小学校や中学校に通ってた頃なんて、教室の半径数メートル範囲の人との関わりで、人生を眺めていた気がする。

いじめられたからつらい、友達とうまくいかないからつらい、誰にも会いたくない、死にたい、だなんて半径数メートルの人との関わりで人生に対して諦めていたりした。

 

 

高校生くらいまでは目の前のことしか見えてなくて、ちょっとしたことでも死にたくなるような出来事がたくさんあると思う。

逆に楽しみもいっぱいあるはず。こんなこと勉強したい。こんな学校に行きたい。こんなバイトしたい。こんな服着たい。こんな髪型になりたい。こんな趣味持ちたい。こんな仕事をしたい。こんな人と結婚したい。こんな人生送りたい…!

 

すごい。

 

希望や欲がたくさん湧いてくる。これってすごい。この、好奇心やワクワクする感情は10代の頃の私の感情がずっと続いてほしい。若い感情って素晴らしい。

 

 

狭すぎたコミュニティを抜け出して昔に比べたら自由に人との関わりが持てるようになった今、こんな面白い人がいるんだ、こんな変わった人がいるんだ、こんなに居心地の良い相手がいるんだと人との繋がりに対して喜びを噛み締めている。

小さいことでずっと悩んでたり、憂うつになったり、死にたくなったり、人の悪口言ったり、嫌いな人のこと考えてたり…だなんて時間が無駄すぎる。改めなくちゃ。

上に書いた若い感情をいつまでも大切にする。視野を広く見ること。

 

私は私らしく好きなことして、好きな人と、好きな生活をする。

 

 

10年前にはなかった感情だなって思う。

また数年後私はどんなことを考えているの?

 

 

自分の想いを言葉でたくさん残していきたいな。